ALS患者のコミュニケーションを代替するロボットの提案 -システム開発に向けた基礎的検討-
第43回感覚代行シンポジウム,国立研究開発法人産業技術総合研究所
本研究では,重度障害者用意思伝達装置を使用するALS患者が,人型ロボット「Pepper」を制御することで,自身の目,声,手足を代替させることができるのではないかと考えた.したがって,コミュニケーションを拡張させることは,ALS患者のQOLの向上に繋がると考える.本稿では,研究の構想と製作中のシステムについて報告する.