阪神淡路大震災から急速に広がった災害時のボランティア活動は、その後の東日本大震災にて活動の規模が拡大していきました。現在では被災地域における復旧・復興において、なくてはならない存在になっています。しかし、2024年に発生した能登半島地震の最前線では、ボランティア活動のあり方や考え方も含めて、その様相がかなり変化してきています。
そこで、本分科会では、東日本大震災時にボランティア活動を支えた災害ボランティアセンターの取り組みや、その後の度重なる自然災害における災害ボランティア活動の取り組み、そして今現在も続いている能登半島地震の最前線での活動を報告するとともに、災害時のボランティア活動の進化や深化について考えていきます。