基礎知識の系統的な学びや理解,自己学習を促すことを目的に,授業内に出題形式の異なる小テスト(選択肢のある問題と空所充填問題)を実施した.専門基礎知識習得の取り組みや自己学習に効果的と考える出題形式と成績との関係を検討したところ,自己の知識を確認する手段ならびに復習を促す機会として授業内での小テスト実施は有効と判断した.効果的と考える出題形式の違いは成績に影響はなく,学習者自身の学習スタイルが成績と関係すると考え,学習者のタイプにあわせた様々な出題方式で提供することが必要である.(全頁数441頁)
齋木しゅう子,髙村元章,黒木薫