当院における人工関節置換術及び人工骨頭置換術後の理学療法の現状
第6回宮城県理学療法士会学術集談会(於いて国立仙台病院地域医療研修センター・宮城)
当院で1年半の期間で施行された人工関節置換術後の患者18名を対象に、術後経過の中で出現した疼痛と起立、歩行練習との関連性について分析した。その結果、痛みの発生原因は非荷重の時期から生じるものと、荷重期以降から強く出現するものとがあり、そのメカニズムを股関節にかかる関節反力より考察し報告した。黒坂智美、五十嵐和子、髙村元章、山上弘義