著者らはこれまで、健康を「ポジティブ・ヘルス」と「ネガティブヘルス」に分類して、健康観に関する研究をしてきた。本研究は著者らが開発してきた「元気点検票」をもとに大学生を対象とした調査をし、元気点検票が大学生の健康理解および健康向上行動に及ぼす効果について検討することを目的とした。研究の結果、健康向上行動は健康機能感に関連し、健康機能感は健康満足度に関連していることが明らかとなった。
pp.59-75
庭野担当箇所:共同研究により抽出不可能
皆川州正、山本光璋、鈴木道子、滝沢武、諏訪雅貴、猪瀬正彦、石出信正、尾股健、水野康、庭野賀津子、 他