「IDSの発話機能に影響を与える要因」(査読有、筆頭)
本研究の目的は、成人の対乳児発話が乳児の月齢、性別と場面の情況からどのような影響を受け、変化をするかを調査することが目的であった。研究の結果、子の月齢、性別、場面の情況のすべての要因によって、有意な差が見いだされ、これらの要因が母親の発話に影響を与えることが示された。本研究によって得られた知見は、言語発達が前言語期レベルにある言語障害児への言語指導に示唆を与える基礎資料となる。筆頭著者として全文を担当。pp.7-14庭野賀津子、梶川祥世、佐藤久美子
玉川大学脳科学研究所紀要第6巻