14人の健常男性を、寝袋に入った状態で、床の上に寝るグループと、床の上にダンボールを敷いてその上に寝るグループとに分けて、それぞれ睡眠中の脳波、深部体温、皮膚温度等を計測した。その結果、ダンボールを敷いた方が睡眠中の皮膚温度や深部体温が高いことが明らかとなった。結果より、震災時の避難所において、ダンボールを敷くほうが被災者の冷えによるストレスが軽減されることが示唆された。
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Kazue Okamoto-Mizuno, Koh Mizuno, Motoko Tanabe, Katsuko Niwano