「The functional uses of infant-directed speech of fathers and mothers: a comparison study.」 (査読有)
本研究は、父母が自然場面において生後3~7ヵ月の乳児と接している様子を記録し、その間の発話内容を分析して、その発話機能において父母間にどのような違いがあるかを検討したものである。分析の結果、母親の発話では「受容的表現」「模倣・代弁」「遊戯的音声」が多く出現するのに対し、父親の発話では「注意喚起」「音声誘出」を目的とした発話が多く出現することが明らかとなった。pp.1-7
『Annual Report: Research and Clinical Center for Child Development』 Graduate School of Education, Hokkaido University. 25.1-7