小学校の算数科において、「図形」領域は、親しみやすく、児童の発想を生かしやすい題材である。特に「面積」は、視覚的に理解がしやすいことからも児童の活発な学習が期待できる。
ここでは、「面積」の概念が生まれた経緯をたどることから始め、三角形、四角形の面積を求めること。定積分などにより、曲線で囲まれた面積を求めることなどを検討することで、「面積」の算数・数学における位置や役割を明らかにしていく。
算数においては、「面積」の学習は、視覚的に捉えやすく、学習のイメージを持ちやすいものであり、「多様な見方・考え方」を学ぶにも非常に適した題材である。
また、図形やグラフに関連した題材は、「論理的思考力」の育成にも役立つものである。算数・数学における様々な図形の面積を求めることを例示しながら考察していく。