「新人教師は自らの授業をどのように体験しているか?(その1)-教師教育のための仮説づくり-」
採用1年~3年の新人教師は自らの授業をどのように体験しているかについて考察する。参与観察とインタビューによって新人教師が自らの「こだわり」の指導に喜びを感じつつも自前の「学びのしかけ」の安定性に不安を感じていることと、同僚教師のサポートが授業の省察を促すことが仮説的に明らかになった。この仮説によって新人教師の「こだわり」に寄り添った新しい省察指導開発の手掛かりが掴めたことになる。
東北福祉大学紀要