「日本の学校教育における学習ゲームの背景と現状」
日本の学習ゲームの現状について第1次資料をもとに議論する。内容は次の通り。「日本の学校教育でゲームは長く無視され続けてきた。授業=真面目との通念の故である。その動きに変化があった。1990年代に入って、次の2つの動きがあったからだ。1つは国語を中心にディベートが大流行して本格的学習ゲームが知られるようになったこと。もう一つは学級崩壊などと呼ばれる新しい流れが注目され、子どもたちを楽しく動機づけるゲームが授業の中に広く導入されるようになったことである」
国際シミュレーション&ゲーミング学会編「Gaming, simulations, and Society」