執筆分担は「いま、なぜ『アクティブ・ラーニング』なのか」「アクティブ・ラーニングの作り方・進め方」である。前者ではアクティブ・ラーニングの定義を「行政レベル」「研究レベル」「実践レベル」に分けることで議論を整理した。後者ではこれまで現場教師たちと実践研究を進めてきた「ワークショップ型授業」のポイントを解説する。とくにアクティブ・ラーニングでは、カリキュラムをデザインするという要素が重要になってくることを佐藤学「カリキュラム研究と教師研究」(『新版カリキュラム研究入門』)を参照しつつ議論している。
総p.109 pp.5-41
内藤愼治、菊地南央、尾形英亮、鈴木優太、上條晴夫ほか。