「東北地方における祭りの観光化と担い手の主体性―盛岡市の『チャグチャグ馬コ』と『さんさ踊り』を事例として―」(博士論文)
東北地方の祭りは、文化政策の振興を図る政府、観光収入を期待する自治体、農業の産業構造における地位の低下が明らかになる中で、自己アイデンティティを追求するパフォーマーなど、多様なレベルの動機付けによって、観光化されていることを論じた。全体を通じて、祭りを維持・管理する責任や権力がどのように再編されてきたのかを分析した。総p.251
お茶の水女子大学博士論文