『山口県史　資料編　民俗2（暮らしと環境）』

「Ⅶ生き続けるムラ　1．山口県における農業の現状と日本農業・農政の変遷」を担当。
全国的な農政の動きを反映して、山口県そして防府市において、農業や農村をめぐる状況が変化し、農業の他産業に対する経済的な位置付けが再編されてきていることを論じた。具体的には、日本の農業・農政のあり様を（1）戦後復興期、（2）高度経済成長期、（3）1980年代以降、現在までの3つの時期に分けて述べた上で、1960年代以降の全国、山口県、防府市それぞれのレベルにおける農業をめぐる状況を、統計データを用いて示した。
総p.832 pp.783-798
湯川洋司、坪郷英彦、波平恵美子、徳丸亞木、安室知、安藤直子　他

山口県史編さん委員会