「職親を利用する精神障害回復者からみた職親制度の意義と問題点ー職親利用者を対象としたアンケート調査の結果からー」
職親制度の利用者を対象としたアンケート調査の結果を分析。困難さ、問題点としては、親からの自立出来るだけの収入は望めないこと、受け入れる事業所の少なさから選択の余地が少ないこと、人間関係の困難さから病気への理解への配慮が十分でないことがあげられた。利点としては、就労の場の確保、社会参加の場の確保、社会の偏見・差別の解消につながることがあげられた。pp.76-90岡上和雄、河野恭子
労働省・身体障害者雇用促進協会 107