「お金を盗ること」を主訴として来室したYちゃんのケース
日本心理臨床学会第10回大会 京都
双子の姉妹の姉で5歳のクライエントに対する1年間のプレイセラピー。「枠のなさ」から「枠作り」が中心課題であった。盗みの状態は一応改善がみられ、母親のクライエントに対する認識も変わった。自分自身の気持ちを少しずつ表現できることになった。家族のバラバラな状態をクライエントがつないでいるように思われたので家族の問題の課題は残った。