「東日本大震災とその復興に向けて/生活復興とコミュニティの再生」
2012年度生活経済学会東北部会(東北学院大学・土樋キャンパス)
あれから1年半がすぎ去った今でも震災の傷痕は多くの住民たちの心と体に重くのしかかっている。本シンポジウムでは、行政視点からの生活復興ではなく、そこに住まう住民目線からの生活復興とその先にあるコミュニティの再生について報告した。なお、今回の報告では、宮城県女川町、新田・清水地区の仮設住宅に暮らす人びとを事例として、ここでの取組みのキーパーソン的役割を果たしている2名の方のインタビュ―(動画)を交えながら、住民の震災から現在に至る心と体の変容と実践行動を紹介した。