「宮城県における急性心筋梗塞後リハビリテーションの現状」(査読付)
心リハおよび退院後の生活等に関する調査を行い、宮城県における包括的回復期心リハを受けない症例の生活変容(喫煙習慣、運動習慣、体重)の程度を検討した。2002年に宮城県内の主要な循環器専門施設にAMIで入院した358例を調査した。包括的回復期心リハを実施したのは358例中5例であった。運動習慣を獲得し長期的に適正体重を維持するためにも、包括的回復期心リハを導入する必要性が再認識された。pp.169-171久留利菜菜、金澤雅之、森信芳、長坂誠、河村孝幸
日本心臓リハビリテーション学会誌 9巻(1)