「高齢者における心臓リハビリテーション後の身体活動性と不安・抑うつ尺度との検討」(査読付)
高齢者群(65歳以上)と若年中年者群(65歳未満)の心筋梗塞回復期リハビリテーション後の身体活動性について、自己記入式の調査票を用いて評価を行い、さらに不安尺度や抑うつ尺度の心理的効果と検討した。身体活動性の検討では、高齢者群と若年中年者群ともに、一日エネルギー消費量はリハ1年後において発症前の活動性が維持された。運動消費カロリー量、高齢者群ではリハ6ヵ月後に改善傾向を示し、若年中年者群ではリハ1年後に有意に改善した。pp.93-96吉田俊子、金澤雅之、森信芳、長坂誠、河村孝幸
日本心臓リハビリテーション学会誌 8巻(1)