「維持期心臓リハビリテーション教室参加者の運動耐容能はどのように推移しているか：3年間の縦断的検討」

第17回日本心臓リハビリテーション学会学術総会、仙台

集団型維持期心臓リハビリテーション教室（MedEX）参加者の運動耐容能の経年変化について検討した。【対象と方法】MedEX入会後3年以上(平均4.5±1.3年)経過し、入会時（ENT）以降に毎年実施する心肺運動負荷試験（CPX）を受けた11名（男/女:7/4名、ENT時平均年齢65±6歳）を対象として、換気性作業閾値（VO2@VT）と最高酸素摂取（VO2@peak）を分析した。その結果、MedEX参加者の運動耐容能は1年後には改善し、3年後も維持されているが、継続的な参加者であっても、経年的な変化は一様ではない事が明らかになった。