「正常老人に対する造形療法の有効性について ―Diagnosis Method of Neuronal Dysfunction(DIMENSION)を用いたニューロン活動変化の検討―」
正常老人ボランティア14名に臨床美術を実施し、DSM-Ⅲ-Rに準ずる認知症患者5名との比較研究。ニューロン活動の評価は武者が報告しているDIMENSIONを用いた。正常老人では準正常域にあるニューロン活動に有意な変化は見られないが、障害領域にある症例には有意な変化が見られた、また認知症患者においても有意な変化が見られたことを報告した。pp.241-245
感性福祉研究所年報第4号