主な研究テーマは高齢者の主観的QOLの要因やケアマネジメント手法に関する研究を行ってきた。最近では、認知症高齢者の支援方法に関する実証的研究を扱っており、認知症高齢者のQOL評価、介護評価、リスクマネージメント手法、グループホームの効果、アクティビティ支援方略、認知症高齢者の介護専門家の養成・育成と多伎にわたる研究を行っている。研究手法に関してもフィールド調査、事例研究、観察調査、質問紙調査等、質的な側面及び普遍化や標準化を目指した手法を研究テーマに応じて実施している。現在は、認知症ケアの標準化がテーマであり、認知症ケアサービスの質の確保に関するガイドライン作成と普及研究に取り組んでいる。