「小集団における認知症高齢者の関係形成に関する研究」
平成16年度老人保健事業報告書、認知症高齢者及び介護家族の生活の質の向上と維持に関する研究事業
認知症対応型グループホームに入居した1事例について1ヶ月間の参与観察を行い、固有の滞在場所の確保、個室からリビングへの活動範囲の拡大、特定他者との交流増加及び交流人数の増加が観察され、小規模型の住居施設は認知症高齢者の適応期間として1ヶ月間を要することが示唆された。総p.276 pp.252-266阿部哲也、吉川悠貴、松村砂織、長嶋紀一