研究テーマは、「ヒトと機械の融合」。義肢・装具、福祉用具などの物的環境とヒト(障害者や高齢者)の生活の関連性について、生活モデルと医学モデルの双方の視点から研究を行っている。
学内では主に、リハビリテーションや社会福祉領域を対象に、医学、工学、社会福祉学などを総合的に理解し、「ヒトを知り、ヒトを支える」をテーマに教育・研究を行っている。2006年度は、学外研究員として渡豪。障害高齢者支援を目的に高齢に伴う疾病(主に糖尿病)による切断者支援の一環として、足部切断者への適切な義肢のメカニズムに関する研究を実施した。現在は、主に高齢者福祉施設における高齢障害者支援を目的に車椅子適合・姿勢保持支援及び「高齢者福祉施設特化型車椅子PS-1(2014年度グッドデザイン賞受賞)の開発」に従事。今までに数百名の障害高齢者を対象に臨床介入を実施してきた(現在も進行中)。