その他

基本情報

氏名 関川 伸哉
氏名(カナ) セキカワ シンヤ
氏名(英語) Sekikawa Shinya
所属 総合マネジメント学部 情報福祉マネジメント学科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル・テーマ

「高齢者疑似体験用具の開発研究 -2号機評価と3号機開発に向けて-」学会発表・抄録

単著・共著の別

共著

発行又は発表の年月

201407

発表学会等の名称

第21回日本義肢装具士協会学術大会(金沢)

概要

高齢者疑似体験用具の使用は,主に高齢者の抱える移動動作上の不自由さを理解する上で有効な手段であるといえる.高齢者疑似体験用具を用いた高齢者理解は,超高齢社会(高齢化率:25.0%,高齢者数:3,147万人)を迎えたわが国にとって,加齢に伴う運動機能の低下を個々の問題として,より現実的に捉えることができる極めて大きな社会的意義を持つ.しかし,現状の疑似体験用具は,補装具などを用い,関節可動域の運動制限を与えることを主体とした静的な構造になっており,高齢に伴う運動機能の低下を正しく疑似できているとは言い難い.また,我々の過去の調査から,一般には余り馴染みの無い補装具等を身体に複数装着することから「装着の容易性と再現性が極めて低い」点が課題としてあげられる.
そこで本研究では,高齢に伴う身体アライメントの変化に着目し,疑似体験用具装着者が,高齢者の運動機能の変化を実態に即した形で体験でき,かつ装着の容易性・再現性を実現した疑似体験用具の開発を目的とする.今回は,昨年度から改良を重ねてきた開発2号機の結果と3号機開発に向けて報告する.
pp.162-163
関川伸哉,勝平純司,川口敏和,當舎正啓