「PTBソケットの膝可動域制限について-ソケット後壁の高さと断端末への影響-」学会発表・抄録
第3回日本義肢装具士協会研究会
日常生活の中で膝屈曲動作を行う頻度は非常に高く、それは下腿切断者にとっても同様である。しかし、PTB下腿義足においては膝最大屈曲角を10~20°の制限をうけ、その不快感を除くためには膝下部のトリミングを低くしているのが現状である。我々はこの膝下部を低くトリミングすることによって生じる問題点があるのではないかと考え、トリミングの違いによる段端末圧力の違いを計測したのでここに報告する。