「高齢者疑似体験用具の開発研究-初号機評価と2号機開発に向けて-」学会発表・抄録
第20回日本義肢装具士協会学術大会
国内外から複数の体験用具が発案発売されており、これらの疑似体験用具を用いることの意義についても複数の報告がなされている。しかし一方で、我々の調査結果によれば現状の疑似体験用具は、高齢者や身体障害者に関する適切な体験を習得することが不可能であり、誤った利用者理解へつながる可能性があることが明らかとなった。 そこで、本研究では、高齢に伴う身体機能の変化を明らかにしたうえで、従来の疑似体験用具の問題点を踏まえた新たな疑似体験用具の開発を行うことを目的とする。関川伸哉,勝平純司