これまで(その1)
ここ十数年は、実際の授業(小学校理科)をフィールドの中心として、教授学習心理学的視点による授業研究をチームを組んで行ってきた。特にここ数年は「学力較差」を研究テーマに掲げ、教育経験が増すにつれて皮肉にも学習者間の学力較差が広がるという現象を計六年間の大規模な縦断的調査によってとらた。さらに、調査で見つかったもののごく一部の分野ではあるが、その学習者間格差の是正のための教授法の開発を行ってきた。