授業内容の連続性を明確にするため自作プリント教材を作成し学生に配布している。またそれらは年度ごとに改訂している。常に授業で取り上げる内容を受講生がどのように事前にイメージしているのかを考え、彼らのそうした既有知識とのギャップを埋めたり、組みかえたり、個別的な理解になっていることをつなげたりすることを心がけている。自身の授業研究における実践記録(活字やビデオなど)など具体的な例を豊富に挙げたり、受講生に実際に問題を解いてもらう体験型学習をより多くしたりしながら、理論を実践の中で利用可能性の高い知識へと再構成してもらう工夫をすることによって受講生に楽しくかつ深い理解をしてもらうことを目指している。