「仮定的ストレス状況下における対処行動の多様性について-大学生における対処行動の個人内一貫性をめぐって-」
SCIによる対処型得点の傾向が現実の対処行動と一致するか、仮定されたストレス状況下における対処行動とSCI測定結果の一貫性、という2点を確かめるために大学生を被験者として調査を行った。SCIの対処型得点では、現実の対処行動もその後の改善も予測できるとは言い難く、仮定的ストレス状況間でSCI測定結果の一貫性も見いだされなかった。pp. 197-204白井秀明、西野美佐子、木村進、荒井龍弥
東北福祉大学感性福祉研究所年報第2号