「小学生の「月と太陽の動き」の理解のための教授法に関する研究(1)(2)」
『日本教育心理学会第38回総会発表論文集』
月の形と月の方位と太陽の方位(時刻)の3者関係のルールを教えるため、①半月を基準としたルール化②「太陽と月早見盤」を使用したルール教示という2大方針の基に授業を行い、その有効性を検討した。その結果、依然として早見盤という援助なしでは3者関係をうまく予想し得ない学習者が多かったことから、3者関係を個別的に学習者に捉えさせた可能性があること、ルールの教示の仕方に改善が必要であることなどを考察。pp.358-359白井秀明、吉國秀人