東北地区私立大学教職課程研究連絡協議会の加盟大学(20校)を対象として教職課程に関するアンケート調査をまとめた。さらに、さらに、教職を目指す学生の資質、能力の向上を目指して、本学が取り組んできたことを5つの観点から整理した。1,教育実習を核としたカリキュラム等の工夫改善 2.学生の課題解決能力、実践力、コミュニケーション力を高める 3.教職のあり方を総合的に検討する組織づくり 4.教育関連機関との連携 5.教職サポートプログラムの体系化 このなかで特に異学年の交流、意見交換、情報交換をする場という学年を超えた対話から、教職を目指した自律的な学びや経験をする内発的な動機付けを促進することが出来ることを強調した。
pp.69-79(担当はpp.71-79
白井 秀明、石原 直