「ものづくり活動を単元学習の中心にした授業の効果~小学6年理科「電流のはたらき」単元を対象に~」
日本教授学習心理学会第5回年会予稿集
小学校6年の理科単元「電流のはたらき」を対象に、電流と磁力という本質的な関係を捉えさせるために、「コイル船づくり」というものづくりを実施し、その効果を授業の様子及び単元目標の理解の深まりで分析した。授業の中でねばり強く磁石とコイルの間合いをとれるようになったこと、さらに、電気製品に磁石が入っているか推論する課題に正答する者が多くなったという効果が見られた。pp.54-55白井秀明、荒井龍弥、小石川秀一