「小学生の物質の基礎概念理解に関する横断的研究」
『日本教授学習心理学会第1回年会予稿集』
小学校4~6年の理科単元において、物質の化学的性質を扱う複数の単元があるが、その一方で物質ついての基礎概念の理解が不十分な学習者が最終学年においても存在している。こうした現状を打開する情報を得るため、物質の基礎概念についての横断的調査を行った。その結果、学年進行に伴って物質の基礎概念の理解が深まるという傾向が小さいことが見つかった。pp.50-51荒井龍弥、宇野忍、工藤与志文、白井秀明