「小学生の運動物体の「重さ」判断の修正について(1)(2)」
日本教育心理学会第41 回総会発表論文集
物体が衝突を予期させる時には速いほど重くなる、衝突を予期させない時には速いほど軽くなるというように、運動時の物体の重さの保存が確立されていない小学生が多くいる。そこで、重さと速さとは独立であること、物体の重さは移動時や衝突時にも変化しないという、重さと速さの属性間弁別を中心にした授業を実践。衝突を予期させる運動を扱う前に、衝突を予期させない単純移動場面の運動を扱うことの重要性などが考察された。pp.114-115荒井龍弥、白井秀明、宇野忍、工藤与志文