第2章「学び、覚える」ことの仕組みとその応用の第1節「学習の原理」。一般には、学習の原理として条件付けなどが挙げられているが、人間の学習には過去経験からつくりだした知識を使って考えていくという学習の原理があることを解説した。
第3章「考え行う」ことの仕組みとその応用の第3節「問題解決と思考」。問題解決の一般的な解説として、問題の把握、解決策の予想、予想の吟味という流れで完結するようなプロセスとして紹介されているが、実際は他の知識や疑問を生産する力動的な問題解決のプロセスもあることを紹介。
pp.59-63、pp77-83
小松紘、木村進、村井則子、皆川州正、他、白井秀明