だ液中のコルチゾルを用いた生体内環境の計測
先の研究から計測する試料としては、尿よりもだ液の方が比較的容易に採取できかつ被験者の抵抗感も軽減できるため、小児から高齢者等の幅広い年代においても指標化が可能であると考えられる。今後、特に意思表示が難しい被験者の生体内環境の把握を目指し、簡易かつ簡便な手法としての確立を目指す予定である。また、その他の手法と組み合わせることにより、検知レベルの精度を高めることも視野に入れた応用的研究の可能性も模索していく予定である。