「実験的に実施した快-不快刺激の尿中17-KS、17-OHCS、唾液Cortisol値に及ぼす影響」(査読有)
刺激の快-不快は被験者による認識が全員で一致する場合において、どれだけの値の変動となるかを測定した。その結果、17-KSと17-OHCSにおいては不快刺激との連動が観察されたが、快刺激との関係は認められなかった。Cortisolは快刺激の影響はやや反映するものの、不快刺激の影響はほとんど反映しなかった。また、実験的な刺激と日常的に受ける刺激とでは、生体内反応に明らかな違いが認められた。pp.11-21川上吉昭、大内真弓、阿部一彦、阿部昌子、渡部芳彦
『東北福祉大学感性福祉研究所年報第4号』