東日本大震災における障がい者の生活課題に関する研究 ―障がいのある方とその家族や支援者における協働ワークショップより―
東日本大震災において被災した障害のある方々とその家族や支援者を対象にワークショップを開催し、彼らを取り巻く被災生活上の諸問題を体系的に捉え、建設的な方策を見いだすことを通じて、今後の地域の復興に寄与することを目指すべく研究に取り組んできた。本研究では、とりわけ災害に遭遇した際に多くの困難が強いられるであろう障害のある方々に焦点を当て、日常的な災害対策や整備、被災時と現在の状況を把握し、緊急時を見据えた対策や整備等のあり方の考察につなげる。阿部利江、広浦幸一、高橋誠一、阿部一彦、三浦 剛
感性福祉研究所年報 第17号