「自閉症スペクトラム障害児における内因性瞬目 ―てんかん児と定型発達障害児との比較―」
本研究は、ASD児における内因性瞬目の基礎的データを収集し、その瞬目生起の特性を記述した。今回は、探索的にASD児の特徴をより明確化するために、てんかん児および定型発達児と被殻検討を行い、その特性を報告した。ASD児は高頻度・高速度であるのに対し、てんかん児は低頻度・低速度という対照的な特徴を示唆した。瞬目時における眼瞼の動きは右目が早いという共通特性も注目された。p29-37皆川 美雪、武中 祐司、半澤 真理、杉山 敏子、田多 英興
人間情報学研究、19