「性周期が瞬目活動に及ぼす影響」修士学位論文
いくつかの報告で示唆されている瞬目率の男女差の発生の要因を探索するために、月経周期各期における性ホルモン、気分・身体的訴えと瞬目率の関係を横断的、縦断的に検討した。その結果(1)月経周期各期と瞬目率の関係は基本的には月経前期>月経後期>月経期の順序性をとっていた。(2)健康な成人女性においては性ホルモンの変動によって瞬目率に差はみられなかった。(3)気分・身体的訴えと瞬目率の関係は個人差が極めて大きかった。
東北学院大学人間情報学研究科人間情報学専攻修士論文