「高齢者の内因性瞬目について」
第19回日本生理心理学会大会
60歳から90歳までの253名の高齢者について、約3分間の音楽ビデオ観察中の眼瞼の活動をビデオ撮影して解析した。その結果、青年期の眼瞼の活動とは、眼瞼下垂などの加齢による変化に伴う活動の違いなどが認められたが、頻度そのものは大きな差は見出されなかった。しかし、個人差・性差がより拡大する傾向を認められ、特に性差は女性が有意に高い頻度を示した。杉山敏子、田多英興