「指さし呼称によるヒューマンエラー防止の効果」
第6回医療の質・安全学会学術集会
本研究の目的は、指さし呼称という動作を加えることによりエラー数を減らす効果があると考え、ストループテストを用いて、指さし呼称の効果を検証する。 (1)指さし呼称をすることによりエラー数は減少し、看護業務の時間の短縮につながる。 (2)表示を読む際の課題が複雑になればエラーは増加した。よって表示は日常的でわかりやすいものにすればエラー減少に効果があると考えられた。 (3)今回の性格特性、性別の要因ではエラー数の差はなかった。河村真人、小田あゆ子、熊谷彩香、村上真季、杉山敏子