「理解に対する指標としての瞬目パターン」
日本看護技術学会第9回学術集会
情報処理と瞬目の発生については、先行研究でも述べられている。今回は情報処理と瞬目パターンについてリーディングスパンテストを使用して測定した。その結果、回答する際に考えをまとめて回答し始める前に瞬目が急速に増加する被験者と、それが1単語についての回答ごとに瞬目の増加が現れる被験者、すべてを答えてから瞬目が増加するタイプと分けられることができた。これらはその被験者のワーキングメモリーにも影響されるが、情報処理の仕方が異なっていることを示すと考えられた。浅川春奈、杉山敏子