「高齢者の内因性瞬目の特性」
日本心理学会68回大会
この研究では高齢者の内因性瞬目の特性を明らかにすることを目的とした。高齢者の平均瞬目率は20.2±16.8bpmであった。変動係数は83.2%出会った。成人の瞬目率とそれほどの違いはなくある一定の年齢から平均瞬目率に変化が見られなくなることが推察された。また、高齢者の特徴としては変動係数が大きいことが注目された。したがって、高齢者の瞬目は成人に比較してさらに個人差が大きくなることが明らかになった。杉山敏子、田多英興