液中の細胞低親和性ポリマーにフェムト秒レーザーを特定条件で照射すると、細胞親和性が高くなることを発見した。この性質を利用し、細胞間ネットワークの構築を時空間的に制御可能なプラットフォームの開発を試みた。これまでに、ニューロンやアストロサイトの共培養の過程で、細胞間結合を促進するチャネルを自在に形成できた。この技術は、組織機能の最小構成単位探索や細胞センサデバイス開発に応用が可能である。
pp.795-801
Okano K, Yu D, Matsui A, Maezawa Y, Hosokawa Y, Kira A, Matsubara M, Liau I, Tsubokawa H, Masuhara H.