『新パッチクランプ実験技術法』
生体標本から電気的信号ゆらぎを計測する技術は、近年目覚しい進歩を遂げている。本書は、培養細胞から麻酔下の生体標本までの広い範囲で適用が可能となったパッチクランプ法について、実際にそれぞれの標本を用いて実験を行っている研究者がそのノウハウを紹介したもの。担当分では、脳切片標本上のニューロン樹状突起(μオーダー)から直接パッチクランプ記録を行う方法について詳述した。総p.349 pp.132-139岡田泰伸、八尾 寛、高橋智幸、河西春郎、坪川 宏
吉岡書店