『シグナル伝達実験法』
細胞内シグナル伝達系は、膜タンパクを始めとする機能分子の発現や働きを調節する役割を持ち、その活性化により外界からの刺激に対する細胞の応答特性が変化する。本書では、様々な細胞を用いたシグナル伝達研究の例を紹介している。担当分は、脳切片標本に存在する神経細胞を用いた研究例で、特に細胞膜に存在するイオンチャネルを介した電流ゆらぎの計測・解析法を詳述した。総p.267 pp.74-85宇井理生、大野茂男、竹縄忠臣、本庶 佑、坪川 宏
羊土社