「少子高齢化、脱産業社会の労働福祉」を主題に、サービス化する社会の企業経営と雇用労働、これらに対する社会保障、企業福祉、労働者福祉などの在り方に関する研究を進めている。人口減少と急速な少子高齢化、経済のグローバル化、その中で雇用労働者の約7割がサービス労働に携わっている現状からして、「サービス組織の経営管理とインターナルサービスとの関係性」の追究は重要な研究課題だと思われる。そこにいかなる労働福祉システムの変容があり、新たな機能や役割があるのか。生き残りに必死な国内外の企業における創意工夫を拾い集める作業を続けている。