「 教育援助制度の設計と運用のポイント ~教育資金融資制度・子弟(子女)寮・奨学金制度~」
産労総合研究所 『企業福祉』 第492号
景気の低迷から、勤労者の家計費は圧迫を受ける傾向を示し、具体的な問題として子供の教育費への配分に陰りが見え始めてきたことがある。企業福祉として教育援助制度の見直しを図る必要があり、そのための具体的システム構築を提案したものである。基本的に、入学資金の融資制度や住居支援としての寮、また奨学金制度など、経済面ばかりではなく、多様な支援の可能性を模索し、また教育支援システムの設計と運用の留意点を明らかにした。pp.6-12